![バイオヘルスドック治療の流れ](images/flow_head.png)
治療の流れ
まず最初にヒアリングと全身の検査・口腔の検査を行い、患者様との密な話し合いのもと治療方針を固めていきます。お口の状態をあらゆる角度から検査することにより意外な原因が見つかる場合があります。
口腔内の毒素源を全て除去し、全身の健康を回復させ、再発しない治療を目指していきます。
![バイオヘルスドック](images/flow1.png)
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全身の検査
【血液検査】
・一般的検査(炎症や感染そして代謝などの基本的生理機能をみる)
【唾液検査】
・酸化還元電位(体のサビ具合をみる)
口腔の検査
・レントゲンおよびCT
(歯やインプラントを支える骨の状態、病巣の有無や被せ物の適合性の状態などをみる)
・歯肉の炎症や歯周ポケットの深さそして歯の揺れの強さなどの検査
・顔貌や口腔内などの写真撮影
・模型作製のための型取り
・オロトックス検査(歯から放出される毒素のレベルを測る)
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![治療の流れ](images/arrow.png)
![分析・診断](images/flow2.png)
問診と様々な検査結果をもとに、全身疾患、食生活、生活習慣、睡眠状態などの問題点を分析し、それによる口腔の健康への悪影響を遮断するための介入方法を診断します。また、口腔内の病巣や失活歯(神経の治療を行った歯)に生息する細菌やその細菌の産生する毒素のレベルを分析し、ガンや心臓病をはじめとする全身疾患へと進行するのを遮断するための介入法の診断を行います。
![地ようの流れ](images/arrow.png)
![治療計画のご説明 NICO メンテナンス](images/flow3.png)
![治療計画のご説明 NICO メンテナンス](images/flow3.png)
以下の5つのコンセプトに基づいて治療計画を立案します。
【1】歯肉と歯槽骨
歯槽骨が水平的にあるいは垂直的に溶けてしまった部分や歯肉の炎症があればその原因を探り、
再生療法などを用いて生物学的に健康な状態にします。
【2】歯やインプラント
虫歯、酸蝕、表面の削れ具合、被せ物の破折やヒビ、ネジの緩みなどがあればその原因を探り、
原因を取り除いて正常な状態にします。
【3】顎関節と咬合
顎関節のズレや咬合の異常があればその原因を探り、ディプログラマーという装置を用いて
顎関節を正常な位置に戻したり、咬合器という器械に模型を装着して、正常な顎の運動が獲得
できるような環境を整えます。
【4】歯列と審美
理想的な歯並びと歯の見え方を獲得するために、咬合器という器械に模型を装着してあらかじめ
完成した歯並びの状態をワックスで作成して確認していただきます。治療は、歯列矯正治療や
補綴治療を単独あるいはミックスして行います。
【5】口腔と全身
これらは相互に血管、リンパ管そして神経で直接的に繋がっているため、切り離して
治療すること自体が非合理的です。片方が不健康になればもう片方も不健康になることを証明する
様々な医学的根拠があります。点滴療法、遺伝子栄養療法、ホルモン補充療法生活習慣指導などを
行い口腔の健康を目指して、結果的に全身が健康となる治療を行います。
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![ジルコニアインプラント,オゾン療法](images/flow4.png)
![ジルコニアインプラント,オゾン療法](images/flow4.png)
治療コンセプトはLESS IS MORE(少ないことは多いこと)です。すなわち、なるべく少ない治療
回数でより大きい治療効果、より少ない侵襲でより大きい治療満足度を得ることを目指します。
具体的には、1回の治療で口腔内の全ての金属を撤去し、金属でない被せ物に交換する治療、
1回の治療で口腔内の抜くべき歯や骨の腐った部分を取り除き、ジルコニアインプラントを立てて
金属でない被せ物を装着する治療などのように、1回の治療で口腔内全ての治療を終了させること
を基本コンセプトとしています。
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![メンテナンス](images/arrow.png)
![メンテナンス](images/flow5.png)
治療終了後は良い状態を維持するため、定期的なメンテナンスをお勧めします。メンテナンスは、
口腔だけでなく常に全身のチェックを行います。頻度は患者様のリスクの高さによって違いがあり
ますが、将来問題の発生するリスクが高い患者様で3ヶ月に1回程度、リスクの低い患者様ですと
6ヶ月に1回程度のメンテナンスをお勧めしています。